0 Comments

昔からの知恵を上手に活用

美容や健康を維持するために食生活には気を使っているという方も多いはずですが、具体的にどのような食生活を続けるべきなのかと考えてみると、「これが良い!」と考えられるものがたくさんあって判断が難しいものです。
できるだけ安心して口にできて、効果的と考えられるものを優先的に選びたいものですが、主婦に注目されている昔ながらの食品が卵油なのです。
卵油という存在があまり聞き慣れないものだと感じる方も多いはずですが、美容に健康に役立つ卵油の嬉しい効果を得ている方がたくさん存在しています。
昔から親しまれている食品なので安心して口にできることも大きなメリットになります。

卵油とは

卵の油と書く卵油は、卵の黄身から取り出される卵の成分が濃縮されたエキスと言えるものです。
卵の黄身だけを時間をかけてじっくりと炒っていると、真っ黒に変化してきて少量だけ卵油エキスが取り出せます。
少量しか取り出すことができないため貴重な存在になるのです。

卵油が登場したのは今から400年以上前のことで、中国や日本で知られている薬物学の書物にも記載されていることが知られています。
江戸時代には大奥で卵の精とも呼ばれて親しまれていたことも有名な話です。
日本で多くの人に知られるきっかけになったのは、大正時代に発行された赤本と呼ばれている家庭向けの医学書に卵油の存在が記載されたことにあります。

一時期は西洋医学が発達したことで人工的に開発された医薬品の方が効果的だと考える人が増えたため、昔ながらの民間薬という位置付けである卵油には効果がないとする見方が広まったのですが、その後東洋医学の効果が見直されるようになってきたことで再び卵油がスポットライトを浴びる形となり、卵油の効果が素晴らしいと考える人が増えていきました。

卵油の効果

卵油には素晴らしい効果が期待できると言われており、昔は心臓に関連する疾患によく使われていたそうです。
現在でも血圧を安定させる働きやコレステロールを安定させるなどの効果も期待できると言われています。
この他に女性特有の症状として知られる更年期障害に伴う諸症状や生理不順、肌の悩みなどにも効果的と考えられています。
女性にとっては美容と健康に役立つとされるため、日常的に活用している方も多いそうです。

卵油は手作りも可能!

卵油は自宅で手作りすることも可能で、詳しい作り方も紹介されています。

黄身だけを時間をかけてゆっくりと炒り続けることで少しだけ卵油を取り出せるという方法です。
実際に自宅で作っている人もいるようですが、時間がかかることと大量の煙が出ることから家の中ではなかなか作りにくいという面もあります。
そのためサプリメントとして補給している方が多いようです。