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せっかく洗っても無意味になる?

主婦がほぼ毎日こなす家事といえば洗濯です。
洗濯機に入れてスイッチをオンするだけですが、家族が多いと何度も洗濯機を稼働させなければいけないので大変です。
毎日のように洗濯をして服をキレイに洗っていても、洗濯機をお掃除する機会はあまりない人も多いはずです。

実は洗濯機の中には掃除をしないとカビだらけになってしまうという、大きな問題が潜んでいます。
洗濯機のカビが付着したまま洗濯をすると、そのカビが服についてしまって健康被害をもたらす原因にもなると言われています。
洗濯機のお掃除をしっかりするように心がけて、家族の健康を守ってあげましょう。

故障がないかチェック!

洗濯機をほぼ毎日稼働させているという家庭が多いほど、家電製品の中でも特に酷使されるという特徴があり、故障しやすいものです。
使用している段階でおかしいなと感じる部分があれば、早めに修理の依頼をするか買い替えを検討するようにしてください。

チェック項目としては、脱水がうまくできなかったりおかしな音がする、洗濯槽に水が溜まらない、洗濯機から水が漏れているなどの症状が見当たる場合には故障していることが予想されます。
できるだけ早めに対策するように心がけてください。

洗濯したのにゴミのようなものが毎回付着しているから洗濯機の故障なのではないかと考える方もいますが、実はこのゴミのようなものの正体が洗濯機に付いているカビなのです。
茶色っぽいまたは黒っぽいゴミのようなものがたくさん付着するのが目立つようになったら、洗濯槽の裏側にたくさんカビが付着している状態になっていると考えられます。
これは故障ではなく、洗濯をする際にはどうしても付いてしまうのなので定期的に掃除をしなければいけません。
他にも洗濯を終えたはずなのに服が変な匂いを放っているという場合もカビが原因になっています。

洗濯機のお掃除方法

洗濯機は一ヶ月に一回から三ヶ月に一回程度お掃除するのが理想的とされています。
お掃除といっても決して面倒なことではなく、いつものようにスイッチをオンして稼働させるだけで基本的にはOKです。

用意するものは酸素系漂白剤で、水10リットルに100~150gを目安に使用してください。
市販の洗濯機のお掃除用洗剤には塩素系もありますが、あまり落ちない場合があるので酸素系を使って下さい。
洗濯機の満水まで40~50度のお湯を入れて塩素系漂白剤を入れてください。
水ではしっかりカビを落とせないので、お湯を入れるのがポイントです。

あとは10分ほどいつものように洗いコースだけで稼働させると、黒っぽいゴミのようなものがたくさん浮いてきます。
洗いが終わったらそのまま3時間くらい放置して、再度洗いコースを稼働させてから浮いているゴミをすくって、洗い、すすぎ、脱水のいつもどおりのコースを行いましょう。