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IHの焦げ付きは落とせる

最近はオール電化の家庭も多いので、IHクッキングヒーターを導入しているところも多いでしょう。しかし、ガスコンロと同じように、長く使っているとどうしても焦げ付いてしまうことがあります。1度焦げ付いたらもうおしまいだと考えている人もいるでしょうが、実は焦げ付きはきちんと落とすことができるのです。

もし焦げ付いたのでもうダメだと諦めてしまっている人は、いくつか試してもらいたい方法があります。もちろん焦げ付きを落とす方法は1つだけではありません。また、焦げ付きはできるだけ早い段階で対策をした方が、よりきれいに落とすことができるでしょう。まずは定番の方法を紹介させていただきます。

重曹を使えばしっかりと落とせる

IHの焦げ付きを落とす方法として定番なのが、重曹を使用する方法です。重曹は掃除の際によく使用されており、普通に掃除をしても落ちないような汚れを落とせるので、実践している人もたくさんいます。まずは事前にいくつか用意しておくべき物があります。重曹以外にも、重曹を入れるスプレーボトルを用意しておきましょう。

さらにキッチンペーパーと布、使い古した歯ブラシがあるとよいでしょう。重要なのは、重曹を吹き付けたらすぐに磨かないことです。焦げている部分には油汚れなども付着しているので、スプレーをしたら15分から20分ぐらい放置しておきましょう。それからキッチンペーパーで拭き取ります。

おそらく拭き取り切れない場所や、拭き取っても落ちない場所が出てくるので、落ちない場所には再び重曹を吹き付けて落としてみましょう。細かい場所は使い古した歯ブラシで擦ります。それでも取れない場合には、熱めのお湯に重曹を入れて布などを浸し、落ちない焦げの部分を覆っておきます。

15分から20分ぐらいしたら取り外してキッチンペーパーで拭き取り、後は布できれいに摂れば、大半の焦げは取れるでしょう。もちろん長年焦げ付いた状態で放置しておくと、取れなくなることもあるので注意しないといけません。

最終手段として削り取る方法もある

どうしても落ちないIHの焦げに関しては、10円玉などで削り落としてしまうのがよいでしょう。削ったらIHがキズだらけになってしまうと思う人も多いでしょうが、10円玉は銅でできているので、強く擦らなければキズができる可能性は低くなっています。どうしても落ちない場合や、盛り上がっている焦げなどには有効的です。

他の硬貨ではキズになる可能性が高いので、10円玉が最も適しています。削ったカスをしっかりと拭き取れば完了です。クレンザーやスコッチブライトなどを使って落とそうとすると、どうしても力が入ってキズになりますし、落ちない可能性も高いので、試しに10円玉を使ってみるのもよいでしょう。