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優秀な食材として活用を

冬になると恋しくなるのが柚子ですが、様々な料理にアレンジできるのが大きなメリットになります。
柑橘系の中でも特にビタミンCを多く含んでいると言われている柚子は、香りを楽しめるだけでなく健康にも役立つスグレモノの食材なのです。
今回はビタミンCがたっぷり存在しているゆずを使って、美味しくヘルシーなアレンジレシピを色々ご紹介します。

定番のゆずポン酢

あらゆる料理に活用できる万能調味料として知られるゆずポン酢は市販でも様々な商品が存在しているためいつでも気軽に購入できるのですが、手作りのゆずポン酢は格別の美味しさを楽しめます。
余計な添加物を一切含んでいないこと、新鮮なゆずの栄養をそのままいただけるというメリットもありますのでぜひお試しください。

用意する材料は柚子の絞り汁、昆布出汁、酒、醤油です。
これらの材料を2:1:1:2の割合で人数に合わせて調整しながら混ぜ合わせて作ります。

ゆずは皮をむいてからガーゼなどに包んで手でギュッと絞ってください。
お酒は一度沸騰させてからアルコール分を飛ばしてしまうのがコツです。
お酒が冷めてから全ての材料を混ぜると完成しますが、保存料は一切含まれていないため冷蔵庫で保存しても3日を目処に使い切るようにしてください。
皮を細かく切って一緒に混ぜ合わせるのもおすすめです。

バリエーションが多い柚子ジャム

手作りで簡単に作ることができる柚子ジャムは、パンにつけても美味しいですし、お湯に溶かすとゆず茶としても楽しめます。
アイデア次第で様々なバリエーションを楽しむことができますので、大量に柚子が手に入った時には作りおきをしておくと良いでしょう。

材料は柚子2個、砂糖100~180gを目安にして用意しましょう。
砂糖は柚子の皮の重さに対して1.5倍の量から柚子の全量に対して半分の重さを目安にしてください。
例えば柚子2個で400g、皮の重さが60gという場合には、100~180gという量が砂糖の目安になります。
保存する瓶はあらかじめ煮沸消毒をしておきましょう。

作り方は柚子のヘタを取り除いてからタワシを使ってしっかり洗い、皮を丁寧にむきます。
鍋に皮を入れたらヒタヒタになるくらいの水を入れて沸かし、沸騰したら皮を入れて再び沸騰するのを待ちます。
その後お湯を切ってもう一度お湯を沸かして皮を入れてお湯を切る…という作業を3~4回繰り返してください。
この作業に何の意味があるのかというと、柚子の皮に残っている苦味を取り除くために必要になり、作業が少なければ苦味が残ってしまうことになります。

次に実を半分に切って果汁を絞り、種と皮を煮詰めてから煮汁をこすことでペクチンを取り出せます。
ペクチンはゼリー状にするために必要な素になります。
煮た皮を千切りにしてから果汁、ペクチンを一緒に鍋に入れて煮詰めてとろみが出たら砂糖を加えて煮詰めたら完成です。