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衣類に付着した血液を落とすのは厄介

鼻血が出て衣類に付着してしまった、かゆい箇所を引っかいたら血が出て衣類に付着したという経験がある人もいるでしょう。血液が衣類に付着すると、洗濯をしてもなかなか落ちません。特に白い衣類に付着してしまうと、血液が茶色くなってとても目立ってしまいます。

このような場合には、まず付着した時点でしっかりと石鹸で擦って洗うことが重要です。少量であればしっかりと洗い流した後に、洗濯をすれば殆ど血液の跡がわからなくなるのですが、大量に血が出て衣類に付着した場合や、時間が経って固まってしまった場合には落ちません。このような場合には、血液を落とす方法はないのでしょうか。

セスキ炭酸ソーダを用いる

石鹸で擦って洗っても、しっかりと落ちない場合もありますし、時間が経過してしまうと殆ど落ちなくなることも珍しくはありません。そんなときに試してみるべき方法が、セスキ炭酸ソーダを用いる方法です。セスキ炭酸ソーダは市販で売られているので、購入して小さじ1杯使用しましょう。

小さじ1杯に対して500ミリリットルの水で薄め、スプレーの容器に入れて使用します。まずはティッシュにセキス炭酸スプレーをたっぷりと吹きかけ、ティッシュで血液が付着してしまった場所を叩きます。これを何度か繰り返し行い、さらに血液が付着している箇所に直接吹きかけましょう。

吹きかけたらまた叩くという作業を繰り返し行うと、徐々に血液が薄くなっていきます。これで完全に取れる場合もあるのですが、逆に取れない場合もあるのです。血液が付着してからあまり時間が経過していないのであれば、この方法でしっかりと取り除けるでしょう。

時間が経過した血液に有効的なウタマロ石鹸

血液が衣類に付着してから時間が経過してしまうと、いろいろな方法を試しても落ちないということがあります。このような場合には諦めるしかないのかというと、決してそのようなことはありません。上記で紹介したセスキ炭酸ソーダを用いる方法でも落ちなかった場合には、ウタマロ石鹸を使用してみましょう。

まずはウタマロ石鹸を血液が付着した場所に塗りつけます。後は水を少量つけて擦りましょう。しっかりと擦って水洗いすると、血液が付着した部分が落ちています。この方法でもなかなか落ちないようであれば、セスキ炭酸ソーダを用いて作ったスプレーを吹きかけて、同じように擦ってみましょう。

この方法であれば、時間が経過してしまった血液の汚れも落とせる可能性が高いでしょう。セスキ炭酸ソーダを使用する場合には、できればゴム手袋を使うことをおすすめします。なぜならセスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので、肌の弱い人は荒れてしまう可能性があるからです。