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浴槽のエプロンとは何か

通常エプロンと言われれば、料理をするときに身につける布製の前掛けを指すでしょう。しかし、浴槽のエプロンというのは違います。浴槽のエプロンというのは、浴槽の洗い場側の側面に取り付けられているカバーのことを言うのです。もちろんエプロンが付いていないタイプの浴槽もあるのですが、古いタイプの場合や、賃貸住宅などでは取り付けられていることが多いでしょう。

浴槽のエプロンの中は、大半の人が掃除をしていません。そのため、開けてみるとかなり汚れているということや、嫌な臭いがすることが多いのです。特に風呂場は湿度も温度も高くなりやすいので、いつまでも掃除をしないで放置しておくと、カビが生えてしまうでしょう。浴槽のエプロンも、定期的な清掃が必要になるのです。

どの様にして取り外すのか

浴槽のエプロンを掃除したくても、どのように外したらよいのかわからない人も多いでしょう。もちろん無理に取り外すのではなく、きちんと取り外し方があります。浴室の取扱説明書があればよいのですが、通常取扱説明書はない場合が多いでしょう。そこで一般的な取り外し方を説明させていただきます。

まずはネジで止められているのか確認をしてください。ネジで止められている場合には、ネジを取り外しましょう。ネジがないタイプの場合には、下から上に持ち上げて、手前に引くようにすれば簡単に取り外すことができます。ユニットバスの場合には、洗面所が邪魔をしていることも多いので、頭をぶつけないように注意しましょう。

掃除をする方法

浴槽のエプロンを取り外したら、裏側はかなり汚れていることが多いでしょう。そのため、まずはシャワーである程度洗い流してしまいます。大きな汚れはシャワーだけでも取れるので、ある程度流したら浴槽を洗う洗剤などを吹きかけて擦りましょう。これで落ちれば問題ないのですが、長年洗っていないと落ちないこともあります。

カビが生えていることも多いので、この場合にはカビ取り剤を使用しましょう。カビ取り剤を使うときは、ゴム手袋とマスクを着用し、換気扇を回しながら行います。カビ取り剤を吹きかけたら数十分放置しておき、水でしっかりと洗い流しましょう。これでも落ちない場合には、重曹やセスキ炭酸ソーダ、クエン酸スプレーなどがおすすめです。

しっかりと汚れを落としたら、すぐに取り付けてはいけません。浴槽のエプロンに付着している水分を拭き取り、乾燥させてから取りつけましょう。できればアルコールを吹きかけておくことで、カビの防止に繋がります。いろいろな方法を試しても汚れが落ちない場合には、専門の業者にお願いするか、最悪の場合には浴槽のエプロン自体を交換してしまうしかありません。