誰もが行き詰まってしまうもの

どんなに子育て経験が豊富なお母さんでも、子育てってこんなに大変だったのか？と壁にぶち当たることも多いです。
初めて子育てをするという方は特に戸惑うことが多いもので、育児書を片手に「うちの子はこんな成長の仕方で本当に大丈夫なのかしら？」と不安を感じている方も多いはずです。
育児書を見ながら参考にする程度なら問題ありませんが、育児書通りに成長していないと一人で思い悩むのは大きな間違いです。

子育ては十人十色なので、どの子育てが正解で間違っているのかも人それぞれ、子供の成長速度も人それぞれなのです。
もしあなたが子育てに迷っているのなら、これを読んで我が子と向き合っていただきたいと思います。

「確実」な子育ては禁物

子育てが初めての方はあらゆる事が初めての経験なので、常に戸惑いながら実践しているという方も多いようです。
とにかく失敗してはいけないと常に神経を張り巡らせて子供のために頑張らなければ！と一生懸命取り組んでいるのではないでしょうか？
全ての事を完璧にこなそうとすると、疲れが限界に達するのも当然です。
自分がきちんとできないことに対して苛立ちを感じるようになり、それは子供がいるせいなのではないか？と思い込むことにも繋がるため、育児ノイローゼの原因にもなりかねません。

子育て中は完璧を求めずに、ある意味適当にこなすようにする気持ちが大切です。
毎日掃除機をかけて部屋中を神経質になりながら掃除を行うのではなく、今日は忙しかったから明日やればいいや！と軽く考えるようにしてください。

育児書やネットの情報に惑わされない

育児書やインターネットで情報を調べているうちに、うちの子の月齢で考えると今の身長と体重では体が小さいから大丈夫なの？と一人で悶々としている方も多いですが、子供の成長には個人差があるため平均値を気にしすぎてはいけません。
なかなか夜泣きが収まらないのはなぜ？離乳食を食べてくれないのはどうして？など子育てで困ったことがあるたびに育児書やインターネットで情報を調べ、更に悩み続ける方も多いのです。

あくまでも育児書やインターネットで調べた情報は一つの情報の参考程度に留めるようにして、必ずしも全ての子供に一致する内容とは限らないと覚えておきましょう。
うちの子はうちの子、他所の子は他所の子というつもりで考えておけば良いのです。

誰でも子育てはうまくいかない

以前はチャラチャラしていた芸能人が、今ではすっかり良いママになっているからきっと子育てが上手にできているはずなのに、どうして自分はうまくいかないのだろうと悩んでいる方もいます。
でも、実際にはどんな人でも子育てが確実にうまくいっているとは限りません。
それぞれが思い悩みながら少しずつ親として成長しているものなので、自分だけがうまくいかないと思い込まないようにしてください。

あの味を家庭で再現！

子供の頃は学校給食が楽しみで、家庭でもあの味を食べたいと思った方も多いはずです。
友達を一緒に同じメニューを味わうという楽しさも良かったのですが、家庭ではなかなか味わえないようなメニューがたくさんあったのも学校給食の魅力だったはずです。
美味しいだけでなく、きちんと考えぬかれた栄養バランスのメニューが多かったことも大きな特徴です。
海外でも日本の給食メニューが注目されており、食育が優れていることが賞賛されています。

子供の頃に大好きだった懐かしの学校給食メニューを、家族で楽しめる簡単レシピをご紹介します。

ミートソース

学校で食べたミートソースは甘さが引き立ち子供達が大好きなメニューだったはずです。
家庭でも簡単に再現できるミートソースはササッと簡単に完成するメニューなので、気が向いた時にいつでも気軽に作ることができます。
給食ではソフト麺にミートソースをかけて食べていた学校も多いはずなので、ソフト麺を再現するためにはスパゲッティを柔らかめに茹でると良いでしょう。

用意する材料はひき肉、玉ねぎ、人参、トマトケチャップ、塩こしょう、小麦粉、バターです。
玉ねぎと人参は細かくみじん切りにして、バターで炒めてからひき肉を加えて更に炒めます。
火が通ったら小麦粉を入れて水、トマトケチャップを入れて煮込んで塩こしょうで味を整えます。
各ご家庭でお好みの味付けにアレンジしても良いですし、材料さえあればいつでもすぐに作れるのでおすすめです。

肉じゃが

自分のお母さんが作ってくれた肉じゃがより、学校給食の肉じゃがの方が美味しく感じたという方も多いはずです。
よく味が染みこんだじゃがいもが本当に美味しくて、余った肉じゃがはいつも争奪戦になっていたという思い出がある方も多いのではないでしょうか。
そんな美味しい肉じゃがを再現して家族に味わってもらいましょう。

材料は牛肉の薄切り、じゃがいも、人参、玉ねぎ、糸こんにゃく、グリーンピース、調味料（砂糖、醤油、みりん、酒）、だしの素です。
まずは糸こんにゃくをよく洗ってから食べやすい長さになるようにカットし、じゃがいもや人参を食べやすいサイズに切っておきます。
鍋に水とだしの素を入れて沸かしてからじゃがいもと人参を入れて煮込んでから玉ねぎを入れます。

次に調味料を入れてから牛肉を加えて、肉に半分くらい火が通ったら糸こんにゃくを入れます。
火加減を調整しながら水気が無くなるまでしっかり煮込み、最後に彩りを加えるグリーンピースを入れて炒り煮をして完全に水分を飛ばしたら完成です。
給食メニューと同じように、しっかり味が染みこんだ美味しい肉じゃがに仕上がっていますので、ご家族にも好評のおふくろの味になることが間違いありません！

家族が満足する料理を作りたい！

食べ盛りのお子さんがいる家庭では、食費のやりくりに苦労している方も多いはずです。
できるだけ食費を節約しながらも、満足できる美味しい食事を作ってあげたいものです。
しかし、給料日前になると食材のストックも底をつきかけて、どんなメニューを作るべきなのか困るはずです。
今回は食べ盛りがいても安心できる主婦に嬉しいかさ増しレシピをご紹介します。

安くてもお腹が満足できる食材

食費の節約にもできてお腹もいっぱいになる食材はたくさんあります。
豆腐は大豆製品の中でも格安な値段で購入できる商品で、数十円という価格で販売されている場合もあるかさ増しレシピに大活躍する食材です。
積極的に補給したい植物性タンパク質の食材であること、あまりカロリーが高い食材ではないのでカロリーの過剰摂取が気になる時にも活躍するなどのメリットが多いです。

豆腐と同様に大豆製品の中でもかさ増し効果が絶大なのはおからです。
水分を含むと量が多くなって少量でも満腹感を味わえます。
栄養価も高く、カロリーが低いことから活用しやすい食材としても知られています。

ボリュームアップと価格の安さが魅力的な野菜といえばもやしです。
普段はあまり存在感のない食材かもしれませんが、給料日前でお財布がピンチ！という時でも大切な家族のために栄養のある料理を作る食材として活躍してくれます。
シャキシャキの食感を活かした料理に活用すると美味しいです。

買い置きしておくといざという時に役立つのが春雨です。
食材が少なくなってきた時でも常備しておけば様々なレシピに活用できます。
適度な満腹感も得られる低カロリー食材としても大活躍です。

意外と贅沢なかさ増しレシピ

かさ増しレシピは何となく貧相なイメージがあるので普段はあまり作っていないという方もいますが、かさ増しレシピは決して貧相に見せないのがポイントです。
ボリュームたっぷりでも美味しくて豪華なイメージに作るのが主婦として力の見せ所になるでしょう。

格安食材の代表選手といえる鶏胸肉ともやしを使った簡単で手軽に作れるレシピをご紹介します。
用意するものは鶏胸肉一枚、もやし1袋、調味料として醤油麹大さじ2、酒大さじ1、塩こしょう適量です。

ちなみに醤油麹は万能調味料として活用できるので作りおきしておくと便利です。
麹と醤油を同量入れて、毎日かき混ぜながら常温に置いて1週間から10日くらいでとろみがついたら食べごろです。
醤油麹がなければ普通の醤油で代用しても構いません。

鶏胸肉と醤油麹をビニール袋に入れて冷蔵庫に入れて一晩漬け込んでおきます。
漬け込んだ鶏胸肉を食べやすい大きさにスライスしてフライパンで焼き、空いている場所で塩こしょうを振ってもやしを炒めてください。
余っていた醤油麹をもやしにかけて味付けをしたら完成です。